人としゃべろうとするときに考えすぎて言葉が出てこず苦しんでいる人へ
誰かとしゃべりたい
仲良くなりたい
女の子を喜ばせたい
もっと周りを盛り上げたい
コミュニケーションを取ろうと思う場合、そこには様々な目的があります。
ちょっとした人との雑談や合コンや街コンなどで目の前の相手としゃべる場合。
仕事上のやりとりをする場合など、多くの場面で人は人と会話し、意思の疎通を図っていきます。
しかし、会話しようとしてもそもそも何をしゃべっていいかわからない。
これ言ったら大丈夫かな?といったことを頭の中で考えてしまって、なかなか言葉に出すことができないといったことがあります。
以前の僕は完全にこのタイプでした。
目の前に相手がいるのに何をしゃべっていいかわからずに相手がしゃべってくれるのを、もしくは周りの他の誰かがしゃべりだしてくれるのをおびえるように待っていました。
人と会話を行う場面で上のように考えすぎて言葉につまってしまうという状態はひどく苦しく、またあとのほうでどうしてしゃべれないんだろなんて自己嫌悪に陥ってしまうこともありました。
これは今ではそうしたこともあまりなく(完全にないわけではないですが)、人との会話を楽しめるようになった僕の考え方です。
今そうしてしゃべりたいけどしゃべれずに苦しんでいる人に少しでも届けばって思います。
どうして言葉が出てこないのか?
言葉が出てこない理由の多くに自信のなさがあると思ってます。
自分に自信がないので自分が発する言葉の多くにこれは大丈夫か?これを言ったら相手はどう返してくるか、といったような理論武装を固めてから言葉を発するため、早くしゃべらなきゃといった焦りが自分を極度の緊張状態に陥らせます。
そうして緊張状態に陥ってくると今度は思考が止まっていきます。
そうやってようやく発した言葉に対して、なんでこんなこと言っちゃったんだろうといった思考が重なりさらに自信を失わせていきます。
気づけばさらに自信を無くした自分の出来上がりです。
当時の僕もこんな感じでつらい状態を味わっていました。
どうすればいいのか?
ざっくり言えば自身をつければいいわけなのですが、それができたら苦労せんわ!って話なわけです。
自信をもってガンガンしゃべっていければいいですが、いきなりそのラインに達するのは難しい話です。
僕自身の何度か書いているコミュニケーション系の記事のように会話も技術なので、サッカーなどのスポーツや勉強となんら変わらず訓練することで飛躍的に力は向上していきます。
会話の場合は様々なシーンでの慣れで、慣れてしまえば特別意識せずとも会話を楽しめるようになっていきます。
そこまでは相応に苦労はしました。
何をしゃべっていいかわからなくなっているときはたいてい自分がこれから話す話題に対して面白いかどうかを検証しているわけです。
もしくは妥当かどうか、無難かどうかを検証しているわけです。
それを会話の場でアドリブでやるのはかなり苦しいわけです。
質問表をピックアップしよう!
以前僕がほんとにアドリブでは何しゃべっていいんだろと頭が真っ白になってしまった時代にやったのは、質問表を作ることでした。
ある程度無難な会話を誘発できそうな質問を紙にリストアップしてました。
そしてその中で自分が話すことのできる話題をピックアップしたりしてました。
最も簡単なのは誰でも経験のありそうな話題です。
小中高の習い事や部活動。
お酒は好きかどうか(自分が好きな場合)
出身地
仕事のこと
もしくは自分が好きな物の中でおすすめできるものがあるようなカテゴリの質問はおすすめです。
僕はお酒が好きなので、お酒とか好きですが?なんて聞いて、好きって返ってきたら種類を聞いて、良く飲みに行くんですか?とかその種類ならあれ美味しいですよねなんて会話を誘発させます。
ぶっちゃけた話、人間好きなものであれば口が軽くなります。
できる限りそちらに誘導できる形の質問が望ましいです。
そしてその好きなものが共通したとき最高にうれしくなります。
なのでいくつか自分が好きなものに合わせた質問を用意しておくと、一層会話が楽しみになってくると思います。
合わなかったらを考える必要はありません。
今日はあれについて誰かと語ろうとにやにやすればいいだけです。
無理やり相手に合わせた話題を探す必要はないし、もしも相手が自分が知らない話題を振ってきても、素直に聞いてみましょう。
これだけの情報があふれた社会において知ってて常識なんて話題はほとんどありません。
僕自身が思うことは話していいかを考えるより、今日このあった人に僕の好きな何かをおすすめしてみようとか、相手の好きなことはなにか知ってみようとか考えておいたほうが100倍くらいお得です。
相手に無理やり合わせようとするのでかえって言葉が出なくなるのです。
好きなこと特にないしなーなんて人も大丈夫です。
ご飯の好みくらいはあると思いますし、少なからず今日その場で誰かと会話しようと思ったきっかけがあったはずです。
自分で思っているよりもそのきっかけのエピソードは人の興味を引きますよ。
少しでも会話というものを楽しむことができる人が増えてくれますように