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憂鬱だって?そうか次のステップへ向けて何かを変えなきゃいけないサインだね 岡崎かつひろさんの「憂鬱な毎日は今すぐやめなさい」を読みました

みなさん憂鬱してますか?

こんなこと書くとなんて出だしじゃ!って思われるかもしれません。

しかし、人間だれしも何かしらで憂鬱にあった経験はあると思います。

 

実際に僕自身も人間関係がうまくいかない時に仕事の大変さに、恋愛がうまくいかないときに、様々な場面で憂鬱という症状を覚えてきました。

決まって大体胃が痛くなったものです。

 

本書はある一人の男のストーリーをもとに、憂鬱とはなんなのかという正体を見極めた一冊です。

 

簡単に言えば憂鬱の招待は表題でも書いた通り、次のステップへ行けという体からのサインです。

どういうことかと言えば、憂鬱という症状に陥っているときに僕らが考えていることはたいがい、これから起こる嫌なことです。

それは試験かもしれませんし、仕事のことかもしれませんし、恋愛のことかもしれません。

 

そして逆にこうも言えるわけです。

それらの思考が別段心配ではない、もしくはどうでもいいと思考停止している状態であればそもそも憂鬱という症状に陥らないわけです。

 

明日の試験は余裕だなとか、仕事は順調、何も問題はないとか、明日のデート楽しみだなとかだったら憂鬱になりようもありません。

 

つまり、憂鬱であるという状態はこれから起こる嫌な状態に対してなんとかその状態を回避しようと試行錯誤している状態であるといえます。

なんかよくわからないけど憂鬱だという人もたまにいますが、大半のケースにおいてそれは状況を頭で整理できていないだけで、必ずそこには原因が存在します。

 

どうしたらいいの?って話なんですが、まずは自分が今何に対して嫌だと感じているのかを可能な限り書き起こしましょう。

頭の中で考えていても嫌な考えがループするだけで、憂鬱からの脱却には遠のいてしまいます。

なのでまずは頭の中からいったん取り出してしまいましょう。

何がやりたいかというと、この手の不安には大体において目的地があいまいである場合が多いです。

つまり、なんか憂鬱だけどどうしていいのかわからんちん状態です。

これの問題点は自分自身が何を解決すればいいのかわかってない状態です。

というか考える材料すら与えられていない状態です。

 

なので、まずは今自分が嫌だと思っていることをまとめだし、次にどうしたいかを考えるステップを取ります。

こうすることで現在の位置の把握と目的地を明確にするのです。

よく旅行に例えて目的地を定めずに飛行機に乗るやつはいないなどと比喩されますが、

思考についても同様で、ゴールを定めないままではどこに向かえばいいのかわからず、

負のループが起こるだけです。

 

自分のやりたいことを明確にすると、謎の何かに追われている自分から、やりたいことを追っかける自分に変化します。

この状態はとても素晴らしいです。

追っかけられるのではなく、自分追っている立場なので、目的が明確だからです。

 

こんな風に憂鬱となりうる状況を例に出しながら、ある時は思考の変化を、ある時は環境の変化を促し、憂鬱な毎日をもしも生きているのであれば、そこから抜け出しませんか?ということを描いた本です。

 

様々なテクニックを磨いて憂鬱な毎日ではなく、楽しい毎日を過ごしましょう!

 

憂鬱な毎日は“いますぐ

憂鬱な毎日は“いますぐ"やめなさい。