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ドラクエをプレイする時のようにワクワクして生きる JUNZOさんの「人生ドラクエ化マニュアル」を読みました!

思い出してほしい

小さなコントローラーを片手にワクワクしながら冒険をしていたあの日々を

あの時確かに僕たちは世界平和を取り戻そうとして時間も忘れて、徹夜で冒険を繰り広げゲームに没頭していた

 

そんな感じの書き出しから始まる本書ですが、このラストにはこんな文が綴られています。

 

さて、あなたの人生はどうだろう?

ドラクエのようにワクワクするような人生になっているだろうか?

え?会社と自宅の往復で終わってしまっている?

いつもの通りの毎日が繰り返される人生になっている?

何の変哲も刺激もない人生になっている?

 

「定価5500円のゲームに面白さで負けてどうする!?」

 

おぉーと思った言葉でしたね。

確かに当時はコントローラー握りしめてワクワクした時間を過ごしてました。

ドラクエは現実世界では味わえない刺激に満ちています。

一方で現実というのは大概は苦痛に満ちた世界です。

 

実際のところドラクエが面白いことと、人生がドラクエほどワクワクしないことにはいったい何が違うのだ?

というのを突き詰めて考えてまとめたのが本書となっています。

読んでみればああそういうことかと思う話がいくつも載っていて、中には今から実践することもできるような話も満載です。

 

そもそもドラクエのようにワクワクするゲームで何だ?って話です。

ゲームには必ず以下の要素が存在します。

 

ゲームの目的

ゲーム内でのルール

敵との楽しい戦い

 

ドラクエで言えばアレフガルドの平和を取り戻すという目的を達成するために

ドラクエ独自のルールに則った

スライムや竜王との戦いを楽しむためのゲーム

 

色々と紹介されていますが、ゲームとなのつくものは上記の要素で説明が付けられます。

逆に言えばこの3つの要素を「あるもの」に投入すれば、それはゲーム化できるということになります。

何となくわかってきたと思いますが、つまりこの3つの要素を己の人生に投入することで、人生をゲーム化できるという理論です。

 

だからこそ、ゲームには必ず上記の設定を作った設定者が存在します。

ドラクエにおいては堀井雄二氏です。

では人生のこれらの要素の設定者は誰になるべきなのか?

当たり前ですが自分です。自分の人生なのだから自分がこれらの設定者であるべきです。

 

しかし、日本人の多くは気づかないうちにこの設定者が自分にはなっていません。

誰になっているかと言えば、学校に属している間は学校の校長先生や担任の先生が定めたゴールに向かって、学校が定めたルールに則り、敵(テストや勉強)と戦っています。楽しめるかどうかは人それぞれでしょう。

社会人になってからも上司が設定したゴールに向かって、会社独自のルールに則り、敵(仕事)と戦っています。

気づかないうちに他人の人生を歩んでいるということになるのです。

 

ならば改めて自分が自分でワクワクするためのゴールを、そこに向かうにあたってのルールを、そして目的達成の障害となる敵を、自ら定める必要があるということになります。

しかし、どうしたらどうして自らのゴールを設定できるのでしょうか?

ドラクエのゲーム目的にはいかのような特徴があります。

だからこそ夢中でプレーできたのです。

・達成することにワクワクやドキドキを感じられるもの

・ロマンを感じるもの

・心から実現したくなる夢

 

しかしながらすぐさまこれらの要素をもつ自らゴールをルールを夢を思い浮かべられるという人は、そもそも迷ってないでしょう。

自分自身のことを設定するということはなかなかに難しいのです。

そのためやる必要のあることは、今が苦しくてきつかったんだとしても、幼少の頃から今に到るまでで何かにワクワクしていたという経験はあるはずです。

なかったという人は逆に今までやってこなかったことでもいいかもしれません。

そういったリストを作成するのです。

自分はいったい何にワクワクする人間であるのか?

人間は目的というゴールを、自分の夢を自分のもつ知識の中からしか選ぶことができません。

それゆえにあまりないなという人はそういった自分が本当にやりたいものに出会えていないという言い方が正しいのです。

 

こういうワークはやり始めるまでが9割で、やり始めてしまうと案外夢中になれます。

当然自分がワクワクを見つけるための作業なので、この時間は結構楽しいのです。

始める前までは面倒だな。何もなかったらどうしようかなと思うのですが、

もしもまだ、他人の人生を生きてるなという思いがあるのだとしたら一度はやってみてもいいかもしれません。

 

ただし、いきなり大金持ちになるとか、プロ野球の選手になるとかの夢を書いたとしても実現が困難であったり、実現するためのイメージがわかなかったりするのでこれではあまりワクワクできません。

もちろん、最終目的を定めるのはいいと思います。

ドラクエでも最終目的は竜王を倒し世界平和を取り戻すことですが、王様から竜王を倒してほしいと言われて旅立って最初のダンジョンが竜王の城とかだったら嫌です。

そもそも全く経験値のない勇者では勝てません。

そういうゲームであったならただのクソゲーで終わっていたでしょう。

 

だから人生をゲーム化するときも同じです。

少しずつ敵を作るのです。

ドラクエも最初倒すのはスライムです。

大金持ちになりたい人間のもっとも簡単な敵は無駄遣いです。

ならば例えば、今の出費を整理してみるという目的から出発するのもいいかもしれません。

プロ野球選手は年齢によってはもう厳しいということがあると思います。

しかし、野球に関わる仕事であればたくさんあったりしますし、少年野球のコーチなどで別の人に夢を託すという選択もあるかもしれません。

まずは何がやりたいのか、そしてそこに到るまでに達成していかなければならないことは何か。

それらを最小単位でまとめていくというのが人生をゲームのようにワクワクし、面白いと思えるものにすることなのかもしれません。

 

本書を読むことで、人生をゲームのように楽しめるようになる方法を学べました。

タイトルは人生ドラクエマニュアルといったい何が書かれているんだと思われる本ですが、中身はかなり学びになる内容が詰め込まれていました。

身近なものにそして誰もが好きであるものに例えて、方法論を語る。

僕自身もこんな風に楽しくなれる方法を編み出して、語れるようになっていきたいと思いました。

 

人生をかつてワクワクしたあの日の冒険のようにより素敵なものにしていきましょう!

 

 

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