メモを取ることが楽しくなった本 前田裕二さんの「メモの魔力」を読みました
みなさんメモ取ってますか?
仕事を覚える時とか、色んな人の話を聞いたとき、もしくは自分のアイディアを買い留めておくために人は様々な場面でメモを取ります。
僕はといえばメモを全くとらないということはなかったんですが、
とにかく取り方が下手かつ字も下手という状態だったので後から読み返しても
何が書いてあるのかさっぱりというようなありさまでした。
メモの魔力を読んで少しだけ自分のメモが後から読み返した時に読みやすくなったので
自分なりに得たその方法についてシェアしたいと思います。
これまでの自分のメモと言えば、人がしゃべった内容、もしくは書いてくれた内容が転記してあるだけでその行間をきちんと埋められないばかりか、話題と話題の間もなかったので、かなり読みづらいものとなっていました。
読んだ時に何の話題を話していたのか、書いてあることがほとんどキーワードだけだったので分からなくなっていたのです。
そこでメモの魔力を読んでその手法を真似してみました。
手帳等の見開きをすべて1ページとカウントし、すべてのページを使います。
①まずは左側のページの上部にタイトルを書き、その下に線を引きます。
②次に左側のページの左1/4程度のところに縦の線を引きます。
③右側のページの中央に縦の線を引きます。
以上の3つの線により見開きが4つの区画に分かれました。
左側上部:タイトルと日付を入れるのに使います。
左側1/4のところ:話されている、書かれている内容に小題をつけて記します。
左側3/4のところ:本文です。内容を入れていきます。
右側左:本書で抽象化と呼ばれています。とったメモの内容を自分なりにかみ砕いて書きます。
右側右:本書では転用と呼ばれています。得られた情報から自分なりにかみ砕き、そこから派生する何かはないかを転用部分に記します。
こうすることで見開きの一番左から
話していた内容の趣旨→話していた内容の事実→自分なりにかみ砕いた理解→理解の発展
と使い、事実から自分の言葉に落とし、そこからさらに考えを深めることができます。
書いてみて思いましたが、言葉ではわかりにくいかもしれませんね。
しかし、自分が感じたことはメモの取り方一つとっても先人の方法をまねてみるとかなり劇的な効果が期待できるということです。
これまでのメモは書いて終わって、見返さないということが起こっていましたが、
右側にあえて余白を作り、自分なりの考えを記す箇所を作ったことで、見返す理由が作れています。
今何かを覚えたり、勉強のために様々なところに話を聞きに行っているという方は一度本書を読まれることをおすすめします。
メモを取ることが楽しくなってくるかもしれませんよ
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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